【スマートエイジング】寝違い、頭重感、首の張りへのセルフケア

日常のなかで、寝違いや首が張ってつらい、また頭重感などを感じる方も多いかと思います。
突然このような症状がでたばかりの急性期には安静が一番ですが、慢性的になかなか消えないなどの症状には、下記のセルフケアを1週間ほどは試していただきたいと思います。

 

〇人の進化から考えられること
現代人の祖先は、発見された化石からアフリカが起源とされていて、300~400万年前には直立2本足歩行を行い集団のコミュニティを形成し、狩りを行っていたと考えられています。
ヒトが四つ足から2足歩行になる理由は、背筋を伸ばして遠くの敵や獲物を探すためだと言われています。そのお陰で肉を食べるようになり、ヒトの脳が発達し、ヒトが人たる社会認知能力や言語などのコミュニケーション、感情なども発達してきました。

ヒトはこのように上に伸びる骨格をつくることで生き残ってきました。またそのような骨格が、重力に逆らいながらもストレスを受けにくい状態として発達してきました。

 

〇どのような姿勢がいけないのか
しかしテクノロジーが発達するにつれて、人は楽に活動できるようになり、下を向いて手を使うことでの作業が増えてきました。
まさにヒトの進化に逆らった反応をしているのです。

このことはまさに現代病と言われる首のコリ・ハリ、肩のハリ、頭重感などを引き起こしているのです。
長く下を向くことで、脳からの神経が無数に通っている頸椎や首回り、肩回りの筋肉に緊張がおこり、このような症状がでてくると考えられています。

 

 

 

 

 

 

特にいけないのは、図にあるストレートネックのような背骨を下に潰すような、関節の圧迫を強めるような姿勢や体の使い方です。こうした姿勢が長く続くと自律神経失調症による体調不良、頸椎(腰椎)狭窄症や椎間板ヘルニアによる上下肢の痺れ・疼痛、首コリ肩コリなど様々な症状が出てきやすくなります。

関節は、特に頭から下の背骨は、上に伸びながら体を使うことが自然であり、圧迫ストレスをかけない最良の状態なのです。
これがヒトの進化に伴う最良の体の使い方なのです。

 

〇簡単にできるセルフケア
姿勢は椅子に座りながらでも立ちながらでも結構です。
①乳様突起(耳の後ろにある骨:簡単に誰でも触れます)からそのまま背骨を上に伸ばします。
②その状態をkeepします。そしてみぞおちにライトがついていると仮定して、そのライトで天井を照らすように胸を上に開いていきます。この時、腰を反らすのはNGです。また呼吸は息をゆっくり吸いながら胸を開いていきます。あくまでも乳様突起を上に伸ばす意識です。
③無理なくみぞおちのライトで天井を照らしながら、ゆっくり呼吸を数回します。
④ゆっくり戻ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

乳様突起という部位を意識して上に伸ばしながら、ゆっくりと行ってください。
あくまでも背骨や関節は圧迫するのではなく、上に伸びていることが良い状態です。

このセルフケアは、胸から上部を伸ばすことで背骨の圧迫ストレスを開放し、神経や筋肉の緊張をほぐす狙いがあります。
日頃の体操に入れることが望ましいですが、まず1週間ほどは是非お試しください。

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