お腹が出たとき体に何がおきているのでしょうか?

最近お腹がでてきてズボンやシャツもきつくなって
きた。と感じる方は多いのではないでしょうか。
しかしメタボ腹は見た目だけでなく、仕事にも悪影響
を及び募集中かねないことがわかってきました。
今こそ!真剣に脂肪と体重を落としていきましょう!

〇お腹をつまんでもたいして脂肪の厚さがないのに、
ぽこっとでてしまう。また健康診断で中性脂肪値が
高めである。なぜだろうか? 男性は皮下脂肪より
内臓脂肪がつきやすく、腹筋の内側からお腹をせり
出させるからです。

〇内臓脂肪が問題

内臓脂肪が構成する脂肪細胞は、ピンポン玉のよう。
太ると通常の2倍の大きさになり、分裂を始めて小さい
脂肪細胞も出現。すると炎症がおきて代謝を乱す悪玉
ホルモンがでる。

臍の高さの断面CT。黄色は皮下脂肪、オレンジは内臓
脂肪135MLでメタボの基準100MLを超えている。
こうなると血圧や中性脂肪値は高めとなる。

〇内臓脂肪は、内臓をとりまく腸間膜という腸の周りで
増える脂肪である。しかしこれは代謝をコントロールする
一種のホルモンの分泌器官としても働いている。
通常はアディポネクチンという糖や脂質の代謝を促す
「善玉ホルモン」を出す。
ところが太り始めて内臓脂肪が増えると、脂肪細胞の中の
脂が満杯となる。細胞のほとんどを脂が占めるようになると
ストレスで脂肪細胞の働きが変わる。善玉ホルモンの分泌
は減り、代わりに血糖値を上げたり血液をどろどろにしたり
血圧を上げてしまう複数の悪玉ホルモンがでてしまうのだ。
これが代謝を乱すのである。

そのため、メタボ腹だけでなく、血圧、中性脂肪、血糖値
などにも異常が生じるのである。

また肝臓にも脂肪がたまりGOTやGPTも上がる。何よりこの
状態は、食べた栄養を筋肉や細胞に取り込む力が落ちた
「インスリン抵抗性があがる」という状態になる。
→血糖値は上がり一層インスリンがでる→血糖値に波がでて
お腹がすぐすいたりイライラしたりする。
過剰なインスリンはさらに内臓脂肪を増やし、食べた栄養は
筋肉などに取り込まれにくくなり、体重は増えてお腹が出て
くるし、筋肉はエネルギー不足で疲れやすくなってしまう。

また脂肪はのどの周囲にも溜まり、これが睡眠時の空気の
出入りを邪魔していびきの原因にもなるのである。
朝から疲れていると感じるのもこのせいかもしれない。


腹囲85㎝以上を前提として、さらに血糖値、中性脂肪、血圧の
3項目のうち2つ以上に異常があるとメタボリックシンドローム
と診断される。


メタボリックシンドロームの状態で推移していくと、
日本人の死亡要因の約半分を占める生活習慣病といわれる
1.がん 2.心臓の疾患 3.脳血管の疾患 を合併することが
多くなるのである。

次回はこの生活習慣病を予防する生活習慣について説明したいと
思います。

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